女性の避妊手術について

女性の避妊手術について

避妊方法にはピルやコンドーム、避妊リング、ペッサリーなどさまざまな種類があります。これらは避妊効果が高いとされていても100%避妊できるわけではありません。今後妊娠を全く望まない避妊方法として一番良いとされているのが避妊手術です。

避妊手術のメリットとデメリット

避妊手術は生殖機能をなくすための手術です。男女ともに受けることができ、女性なら卵管、男性なら精管をそれぞれ切断して糸で縛ることで卵子や精子の通り道を塞ぎ、受精できない状態にします。日本ではまだあまり馴染みがありませんが、アメリカなどの国外では家族計画の一環として一般的になっています。避妊手術には、他の避妊方法にはないメリットがあります。それは、一度の手術でほぼ永久的に妊娠の心配がなくなることです。数ある避妊方法の中でも最も妊娠リスクを減らすことができるので、特に健康上の理由や家族計画の都合などでこれ以上妊娠を望まない男女の避妊方法として適していると言えます。他にも、手術自体は短時間で済むので施術そのものの負担がほとんどないこと、特に男性なら副作用や後遺症の心配もないことが挙げられます。一方デメリットは、効果が永続的であるために、手術後に子供を作りたいと思っても難しいことです。一応再手術して吻合すれば復旧の見込みはありますし、最初から一時的な措置としてバンドやクリップで塞ぐだけの簡素な手術もありますが、それでも100%機能を回復できるとは限りません。女性ももちろんですが、男性の場合は特に回復率が低いとされています。なので、慎重な判断が求められます。さらに、避妊手術はあくまでも受精を避けるだけなので、性感染症の予防効果はありません。そのため、安全性を考慮するとコンドームを使用する必要があります。また、女性の場合は手術後入院が必要になり、さらに軽微ながら更年期障害に似た症状が出ることがあります。手術そのものも、負担が少ないとはいえ外科手術ですから、低確率ながら合併症などのリスクは付きまといますし、他の方法と比べると費用もかかります。とはいえ、最も確実な避妊方法であることには変わりありません。有力な選択肢の一つとして、パートナー同士でよく話し合って検討することが重要となります。

避妊手術をする女性の割合について

避妊方法には色々な方法がありますが、その方法の一つが手術を利用する方法です。女性の場合は卵管を縛る事によって、卵子を通る事が出来ない様にする手術が行われます。帝王切開で出産する時等に同時にその手術を行う人もいますが、一度手術を行ってしまうと元に戻す事が出来ないので、その点には充分気を付けなければいけません。今後の妊娠を期待している人、ただ現時点のみ避妊したいと言う人には利用できない方法となっています。アメリカの場合は、妊娠に対する考え方も日本などとは違っているため、結婚しているカップルの3分の1が避妊手術を受けていると言うデータもあります。ただ日本ではまだそこまで広まっていると言う訳ではなく、実際にその手術を行う人もそれ程多いわけではありません。現時点で日本国内で最も選ばれている避妊方法は、コンドームの利用で、その割合はほぼ半数に近いと言っても良いでしょう。しかし避妊手術を受ける人の数は徐々に増えてきているので、次第にその手術を受ける事自体も今よりもポピュラーな事になるかもしれません。避妊手術の大きなメリットは、一度手術をすれば後々のメンテナンスが必要ないと言う事です。その為、何度も手術を行う必要が無い師、何らかの異変が無ければこまめにメンテナンスをする必要もなく、とても手軽です。ただ実際に手術を受ける前に知っておくべき事として、手術をして卵管を縛ったとしても避妊効果は100%ではないと言う事でしょう。手術をすれば確実に妊娠しないと言う訳ではなく、ごく少ない割合ですがその中でも妊娠する人は出てきています。その点も良く考えて、実際に手術を受けるかどうかを決めると言う事も重要な事と言えます。

避妊手術ってどんなことをするの?

避妊手術は生殖行為が行えなくなるようにするための医療行為で、男女ともにそれぞれの方法が用意されています。日本ではあまり聞かない方法ですが、アメリカでは家族計画を行う夫婦の3分の1が避妊手術を受けており、半永久的な避妊が可能となっています。男性の場合は精子の通り道である精管を糸で結んで塞ぐか、切除することで物理的に射精ができなくなるようにします。女性では卵子の通り道である卵管を糸で結んで塞ぐ、あるいは切除するようになっています。どちらも高い避妊効果がありますが、性行為には影響が出ないのが特徴です。術後に夫婦が別れた場合や何かしらの理由で元に戻す必要があった場合、切除した部分を再び繋げる再吻合手術によって再建が可能ですが、完全に元通りというわけにはいきません。再吻合手術によって妊娠する確率は男性で45~60%、女性で50~80%となっているため、必要性については夫婦でしっかりと話し合って決めることが重要となっています。男女どちらでも外科手術によってメスを入れることになるので、傷口が残ることを理解しておく必要があります。男性の場合は陰嚢の両側を小さく切り開き、精管の一部を切除または縛ります。手術後も精嚢に精子が蓄えられているため、数回の射精をするまでは安心ができません。女性の場合は腹部を小さく切って、腹腔鏡を使いながら卵管を切除または縛ります。どちらも局所麻酔で行うことができ、手術時間も短いため日帰り手術が可能となっています。また、手術して物理的に切除しても再開通の可能性があるため、術後の経過観察が必要となっています。この手術法で妊娠がほぼ不可能になるため、性生活がオープンになりやすくなってしまいますが、性感染症を予防する効果はないので注意しましょう。
■避妊手術をするより予防
アフターピルがあると万が一のとき安心